2013年12月06日

惺々着(せいせいじゃく)−目を覚ませ−

目を覚ませ、という意味です。
禅の言葉ですから、「心を目覚めさせよ」ということでもあります。
ただ目を開いていればいいというものではないのです。
ドラマでも日常でも、「目を覚ましなさい」なんていうセリフは、だいたいやるべきことを投げ捨てて遊びに興じるとか、禁断の恋に走るとか、人に騙されたり、浪費にのめりこんでいる場面で使われますよね。あれと同じです。

はっきり目を覚ましていろ、自分を見失うな、ということです。
毎日毎日が、まるで目をつぶっても出来るような同じことの繰り返しで過ごしてしまっていたらなおさら。

今こそはっきりと目を開いて自分の行いを見直してみて下さい。
鏡を見ながら惺々着と言って「ハイ」と自分で答えるのもお勧めです。
目覚のあなたはきっとイキイキとして輝いているはずです。
posted by 鳥居観音 at 11:30| 方丈さんのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月09日

鳥居観音例大祭について

鳥居観音では、例大祭を春季(4月17日)、秋季(11月17日)の二回行っております。例大祭は、鳥居観音にある本尊聖観音菩薩への報恩感謝を表す法要の大祭です。

例大祭が行われる春、秋の時期は、境内には自然の恵みに満ちた樹木が美しく彩っており、心を癒してくれています。

【春:救世大観音】
4月 桜_R.JPG

【秋:境内】
11月紅葉_R.JPG

また、お彼岸の期間でもあり、ご先祖様への感謝と共に菩薩行を会得する時でもあります。幸いに鳥居観音境内には、霊験ある多くの観音菩薩像や佛像が建立され、昔より霊場として示現して参りました。これらは、まさに世の人々の幸せなることを願い、それを成就されてきたことは、霊場のご加護によるものと痛感しているしだいです。
現在、例大祭には多くのご参詣者が来山されるようになりましたことは、誠にありがたいことと思っております。かのうようなしだいで、例大祭の法要時には、いつもご参詣者への家門繁栄、家内安全、身体堅固、心願成就等を心より観音様に祈願いたしております。

何卒、例大祭にはお気軽にご参詣くださいますよう、お待ち申し上げております。

合掌
posted by 鳥居観音 at 17:53| 方丈さんのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月02日

百尺竿頭に一歩を進む(目標達成の次はどこに進むか)

百尺竿頭に一歩を進む
(ひゃくしゃくかんとう)

悟りを求めて修行を積み、高く高く進んでもうこれ以上先がないところが「百尺の竿の先」。
そこまで行っても満足せずもう一歩先に行け!というのは「進 一歩」です。
しかしその先はもう竿がないのですから進めない。どうするのでしょう。

後ろに進むのです。
悟りの境地を得るためにひとり向上したその修行を、一歩進めて「後退」し、人々のために尽くすところに降りていく。
退くこともまた前進です。
そのくらい「進 一歩」は大切。あなたの日常にもあるはずです。

合格した時、結婚した時、大金を手にした時、資格を取ったとき、目標を達成した時に、それに満足して歩みを停めないことが重要です。
その位置に満足して立場に留まり執着すると、失うことの悩みが始まるのです。

人生には常に次があるのです。
posted by 鳥居観音 at 22:00| 方丈さんのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする