2014年01月04日

一華開五葉(いちげごようをひらく)−花が実を結んで繁栄するプロセス−

美しい言葉です。
一輪の花が五枚の花弁を開き、やがて実を結ぶ、自然のありのままの姿。
何の気負いのない、美しくも、自然体で力強い繁栄の象徴です。
この五つの花びらが開いてこそ、次の世代にすべてが継承され、実がなります。
五つの心のことです。

@純粋で清らかな相手の心をありのまま受け取れる円満な智慧。
A差別の意識を捨て、平等に拝める智慧。
B差別ではなく、平等な中での区別がこまやかに、確かに観察できる智慧。
C他の人々のために行動できる智慧。
Dこの世界は皆、仏の心の現れだと受け取れる素直な智慧。

あの蓮の花のように純粋で美しく開花したいものです。

posted by 鳥居観音 at 17:03| 方丈さんのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月21日

新年祈祷について

「一年の計は元旦にあり」と昔からいわれておりますが、その年の計はまず神詣の仏参りをして感謝の気持ちを表し、またその願いをかけ、毎日の生活、仕事に心を打ち込んで居られると思います。
信仰ということが、人々の生活にどれだけ役立っているか、それは直接測定することはできませんが、世の人々が、朝はその日の無事を神仏に祈り、夕べにはその日のことを反省し、明日への心構えとしたならば、その家庭は勿論、社会はどんなに明るく進歩することでしょう。
そのような意味で、元旦のご祈祷はその人その人の生活に心の拠り所と活力を生むものだと思います。このようなお気持ちで新年のご祈祷にお申込いただけたなら、大変有り難いことと存じます。
また、ご祈祷をされた皆様にお願いがございます。
毎朝お札を祀った棚等にお水をあげ、灯りをともしていただき、その日その日の無事をお祈りしてください。それが一年の無事と心願成就への達成への道しるべとなることでもあります。
信仰とは、そういう心、生活態度によって、救われ、育てられるのではないかと確信するしだいです。

合掌
posted by 鳥居観音 at 16:48| 方丈さんのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月06日

惺々着(せいせいじゃく)−目を覚ませ−

目を覚ませ、という意味です。
禅の言葉ですから、「心を目覚めさせよ」ということでもあります。
ただ目を開いていればいいというものではないのです。
ドラマでも日常でも、「目を覚ましなさい」なんていうセリフは、だいたいやるべきことを投げ捨てて遊びに興じるとか、禁断の恋に走るとか、人に騙されたり、浪費にのめりこんでいる場面で使われますよね。あれと同じです。

はっきり目を覚ましていろ、自分を見失うな、ということです。
毎日毎日が、まるで目をつぶっても出来るような同じことの繰り返しで過ごしてしまっていたらなおさら。

今こそはっきりと目を開いて自分の行いを見直してみて下さい。
鏡を見ながら惺々着と言って「ハイ」と自分で答えるのもお勧めです。
目覚のあなたはきっとイキイキとして輝いているはずです。
posted by 鳥居観音 at 11:30| 方丈さんのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする